早期英語教育の反対派の意見には、
- 日本人なら日本語を定着させてから、行うべき
- 中学からでも間に合う
- 将来的に必要がない
- 英語が嫌いになる可能性がある
- 日本語も英語も中途半端になる
といった意見があります。
ですが、早速結論をだします。
幼児期の英語教育は、
日本語の発達を遅らせません。
子どもが日本語を身に着ける過程には、
音・音声・単語・語彙・文法・思考などがあり、さまざまな分野で研究されています。
ここでは、皆さんが思う日本語の発達は語彙力のことだと思うので、その語彙力にピックアップし解説していきます。
なぜ否定的な俗説があるのか
なぜ日本語の発達に影響があると否定的な俗説があるのか。
それは1920年~1960年の研究結果が広く知られているからです。
その研究結果とは、「二言語バランス論」」です。
二つの言語を習得しようとすると、
脳の許容量が限界を超え、
どちらも十分に習得できない。
といった理論が発表されています。
しかしこの理論を実証する研究がほとんどされていないという。
第二次世界大戦前後でもあって、外国の文化を受け入れられないのは、仕方がないよね。
最新の研究でのバイリンガル肯定論
2000年以降の研究がバイリンガル肯定論を証明する実証研究が増加します。
バイリンガルは、一つの言語を使用しているとき、もう一つの言語も同時に脳内で活性化している理論
昔に比べて今の研究は、
新しい研究技術「FMRI(機能的磁気共鳴画像法)やNIRS(近赤外分光法)」などが発達し、
乳幼児期の脳の分析まで可能になっているので、今の研究の方が、信憑性があると言える。
さらに、バイリンガルの脳の仕組みを解析しようと、
心理言語学や神経言語学など、より多角的な視点でかつ、実証的な研究が加わり説得力が増しています。
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子ども向け英語教育を否定的な人々は今や少数派になりつつありますよ。
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