このおうち英語は、数多くの成功例ばかりがSNSなどを通して目にすることが多いことかと思います。
しかし、少数派であれど失敗例があることもまた事実。
【英語があまりできない家庭】の失敗はよく聞きます。
しかし、【英語ができすぎる家庭】も失敗します。
ここでは、さまざまな失敗例を紹介します。
【英語ができる家庭】の失敗例 ”2パターン”
【英語があまりできない家庭】の失敗例 ”4パターン”
の合計【6パターン】の紹介をします。
それぞれの対策も合わせて紹介します。
この記事を参考にして、ちょうどよい英語との距離感をつかめたらうれしいです。
【英語が”できる”家庭】が陥りやすい失敗例
英語と日本語の教育バランスが偏りすぎている
失敗例①
ここでのおうち英語の失敗例は、英語を全然話してくれないこと。ではありません。
英語漬けになりすぎて、日本語教育が理解できなくなってしまうことです。
英語教育に偏って育ったこどもは、英語は話せるようにはなります。
しかし、その偏った教育の影響は、小学生・中学生になり、やっと現れます。
それは、「日本語の読解力・算数力」が著しく低くなってしまうことです。
注意してほしいのは、小学生・中学生になるまで気づかないことです。
小学校の教育は、大人にとってはあまりに簡単で、すこし成績が低くても、問題視しません。
そのため、成績が低いことを問題視し始めるころには、周りの子とかなりの差がついてしまうということです。
対策①
こどもが3歳になるころには、外出するのがグンっと楽になります。
近所に散歩にでかけ、
- 「春だから虫がでできたね」
- 「夏だからクワガタとりに行こうか!」
- 「秋だから、葉っぱが色づいてきたね」
- 「冬はおっきな雪だるまつくろうか!」
など季節に合わせた楽しみ方がたくさんあります。
また、日本の行事といえば、
- 「こどもの日」
- 「たなばた」
- 「ひな祭り」
- 「お月見」
- 「クリスマス」
- 「正月」
など一つひとつの行事を丁寧に行っていくのも大切です。
たとえば、正月のおせちを食べる際に、
ただ食べるだけでなく、
「エビは、腰が曲がっているから、
腰が曲がるくらい長生きするように
って願いが込められているんだよ。」
と説明をしながら、食べたり。
「正しい英文」を意識する
失敗例②
英語ができる、ぱぱ・ままが陥れやすい失敗例で、
細かい文法まで意識してしまい、それを指摘し直させる行為。
こどもの英語に対する好奇心が削がれてしまいます。
こどもが英語をしゃべるたびに指摘が入り、
直されてしまうと英語を好きになれませんよね。
対策②
- 英語が楽しいと思ってもらうこと。
- 音の違いに気づくこと。
- 日本語との違いに気づくこと。
英語がぺらぺらの家庭は、上記の3つを重点において取り組んでみてください。
【英語が”できない”家庭】が陥りやすい失敗例
実用的ではない文法の暗記
失敗例③
英語教材を買って学習すると、
「This is a pen」や「I play the piano」とか普通の生活していて、日本語でも使わないですよね。
この自分に落とし込めない英文は、頭に入りにくく、効率が悪すぎます。
対策③
普段口にする言葉を、英語訳して暗記してしまえば、効率が良いに決まってます。
- 普段、日常的に口にすることを英文にすること。
- 自分の経験してきたことを、英文にすること。
上記の2つを意識して学習すると、頭に残りやすく、
日常会話に英語を織り交ぜて生活することもできます。
実体験をもとに英語をおぼえたら、印象が強くの残り、思い出しやすいとされています。
日記なら、自分の体験したことや普段口にすることを書けます。
ここで意識してほしいのは、話し言葉で書くことです。
暗記した英単語で英文を理解しようとする
失敗例④
この暗記した英単語で英文を理解しようとすると、
2つのデメリットが生じます。
- 単語の意味だけで英語は理解することはできません。
- 英語を話そうとすると、脳内で日本語と変換しながらになるので、スムーズに話すことができません。
対策④
「英語が苦手でも、こどもに英語を教える方法」のおまけ欄にて説明しています。
そこで、行うべき勉強法は、直接法です。
「i‘m in on it」このわずか5語の分は、
中学で最初に習うような簡単な英文だが、
日本語に訳して理解しようとすると、いくら読んでも理解できないでしょう。
私は、それの中の上?
このように、直接法で英語をそのままイメージ化するトレーニングが必要になってくるのです。
ちなみに、「i‘m in on it」は「わたしはそれに取り組んでいます」
もちろん、英単語は覚えなければ、英語を理解することができません。
重要視しするべきは、英語を聞いて、インプットすることを心がけるようにしてください。
英語教室に通い満足してしまう
失敗例⑤
週に一回の英語学習で満足し、
一日も経過したら習ったことは、もう忘れてしまいます。
なぜなら、人間の脳は、命に関わることは一度の経験で長期記憶しますが、
それ以外なら、何度も繰り返し経験しないと長期記憶しません。
何度も繰り返しやってくる情報は、重要に違いないと、
記憶を司る海馬を騙すことで、長期記憶になっていきます。
対策⑤
そこでおすすめなのが、
できるだけ、英語に触れる時間を増やしてもらうことが重要なので、
家の中でもぜひ英語でこどもと話してください。
どこまで、英語を習っているの?
なんて言ってあげればよいのか困っちゃう。
という方は、一度、英語教室に問い合わせて、英語の進捗状況を把握するのもよいと思います。
たとえば、
今日英語教室で「apple」って習ってくるはずだから、
帰ってきたら、リンゴって英語でなんていうんだろう?
と困ったふりして聞いてみよう。
こどもに自慢げに答えてもらうなのが効果抜群です。
ぱぱ・ままに教えるために一生懸命覚えてくるようになるからです。
アウトプットができていない
失敗例⑥
身近に英語ペラペラの人や、知り合いに外国人がいる場合など、稀ですよね。
そこで、発生してしまうのが、覚えた英語を話す相手がいないことです。
YouTubeやSpotifyなど、インプットに最適な無料ツールはたくさんあるのに、
アウトプットに最適な無料ツールがほとんどありません。
先ほど紹介した、英語日記をつけるのも良いアウトプット方法ですが、
ネイティブな英語に触れられないという欠点があります。
対策⑥
そこで、おすすめなのが、オンライン英会話です。
以下の記事に、
オンラインスクールの【メリット・デメリット】を紹介しています。
身近に英語で話せる人がいない場合は、
- 英語教室に通うか
- オンラインスクールを使うか
のどちらかになります。
- 近所の英語教室
-
週に一回の授業を行い、月に数万円で学ぶ。
- オンラインスクール
-
週に3~6回の授業を行い、月に数千円で 学ぶ。
この二択だと、圧倒的に、オンラインスクールを受講すべきなのがわかります。
「友達が近所の英語教室に通ってるから、行きたい!」という場合もあります。
そういう場合は、通わせてあげてもよいですが、英語を習得するという本質は見失わないようにしてください。
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